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2008年5月

漆黒の徳山ダム

徳山ダムへ行ってきた。
徳山村といえば、キャンプにバーベキューに、頻繁に訪れた懐かしの地である。すべてがダム湖の底に沈んでいるかと思うと少し物哀しい。新しくできた美しい道を速い速度で機動する。

冠山に登ったのはいつのことだっただろう。
峠に向って車を走らせる。かろうじて車の通ることができる山道、草を掻き分けながら前進する。「ここで路肩が崩れたら崖に落ちて助からんな」、「ここで対向車が来たら前にも後ろにも進めない。立ち往生だな」 などと思いつつ。車に傷をつけながら必死の思いで峠まで到達する。峠の向こう、福井県側の道は奇麗に舗装されていた。この、あからさまな違いは何なのかと、冠山に登りながら考えていた。ただ確かなことは、「悪路は楽しい」ということだ。その悪路も過去の思い出になってしまった。

徳山ダムの貯水量は日本一ということなので、相当大きいのだろう。漆黒の闇の中、今、自分がトンネルの中にいるのか、橋の上にいるのかぐらいは理解できるが、ダム湖の大きさを把握することができない。夜中に来るところではないと思った。空から攻撃されるわけではないので、お天道様の下、正々堂々と歩くなり走るなりすればいい。楽しみはまた後日。

月夜なれど曇り空、ごくわずかな星のまたたき。北極星は山の影に隠れて見えない。

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東京湾アクアライン

業務に影響がないよう、3地区5名の日程を調整し、GW前、中、中、後、後々とシフトして休みを取得している。期間中は、5名の休暇日数が均等になるよう配慮したが、その後、徹夜のイベントが追加されたので、再度調整が必要である。長期の休暇によってスケジュールの余裕がなくなった。連休明けは忙しくなる。

有給休暇という制度は悩ましい。一般社員にとっては有難いものであるが、経営者からすればどうであろうか。私だったら、「給料もらって休みとは何事か!」と思ってしまうかもしれない・・・事実、そういうことだ。会社のトップから、「休み推奨、休め」と言っていただけるのは、相当な度量、懐の深さを感じさせる。やる時はやれ、休む時は休め、メリハリをつけて働け。ということではないか、そう解釈している。

私のような独身者は、休んでも時間を持て余してしまうが、家庭をもっている人はそうではないだろう。家庭も大事、会社も大事。人は欲張りなのです。

連休前は、東京湾アクアラインを走ったら気持がいいだろうかと考えていたが、それだけのために岐阜から千葉まで向うのはどうかと。化石燃料を盛大に燃焼させるだけで大変申し訳ないような気がした。帰りはフェリーで船旅満喫というのはどうかとも思ったが、勢い余って北海道とか沖縄に行ってしまいそうで、知らない土地で道に迷うことができて個人的にはナイスアイディアだと思ったが、「休暇中、重大トラブルが発生したら駆けつける」と宣言した手前、知らない土地で道に迷っている場合ではないと思いなおした。そもそも人生に迷っているので、これ以上、迷わなくてもいいような気がする。人生に迷うという楽しみを満喫した方がいい。好きで迷っている訳ではないが、そのうち出口が見えてくるだろう。

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言語とは文明である。

「話をしないと失語症になる」 以前、津にいたときに職員さんが教えてくれた。その通りだと思う。日本語を忘れてしまったら大変だ。日本語しかできないのだから。

日本語でものを考えるから日本人なのだと思う。言語は文化であり文明である。言葉が失われるということは文明が失われるということだ。言語が淘汰されて、その行き着く先はどのような世界だろう。日本人は日本語を守るのか、それとも米国人になるのか、中国人になるのか、或いは、地球人になるのか。これは文明と文明の闘いなのだ。日本人は非常に苦しい選択を迫られる時が来るのではないかと思う。

"あ"と入力したいのに"A"を押さなければならない。"つ"と入力したいのに"T"+"S"+"U"と押さなければならない。体が覚えていることとはいえ、やはり違和感を感じる。もう屈辱的と表現していいかもしれない。私の名前は"敦"である。或いは"あつし"であり、"アツシ"でもある。しかし、 "ATSUSHI"ではない。日本語でものを考えているのであるから、日本語で日本の文字で入力できなければいけないと思う。その点、親指シフトは偉大であった。「全ての日本人は親指シフトキーボードを使うべきだ」と思っていた、というか公言していたが、今は言えない。元親指シフターも今は 英語配列の101を愛用している。

英語ができないことを言い訳しているわけではありません。それは、自分の勉強不足であります。

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